梅酒の造り方

梅酒の造り方動画 梅酒の材料1

梅酒を作る時の梅の実はキズのないきれいなものを選びます。
一般に青梅が良いとされていますが、実が硬く緑色の濃いものより少し熟しかけたものの方が香りが高く味わいも良いようです。







梅酒の造り方:梅洗い 梅酒の造り方:へた取り

水で梅の実を良く洗い、ヘタを取ります。(熟していない梅はヘタが取りにくいです)

梅酒の造り方:氷砂糖と梅 梅酒の造り方:アルコールと梅 この梅と氷砂糖を交互に瓶に入れ、最後にホワイトリカー(35度)を注ぎ込みますが、これらの配合が出来上がったときの梅酒の甘さを決めますので、お好みの味わいを見つけるのも楽しいですね。
梅酒の配合は基本的には梅の実1kgに対して、氷砂糖500g、ホワイトリカー1.8ℓと考えれば良いでしょう。甘辛は氷砂糖の量を加減することで調節できます。
(ただし、糖を減らし過ぎますと梅の実からの成分の抽出が遅くなり、味わい不足の梅酒になることがあります。)
時々瓶をゆすり3~4ヶ月で梅のエキスの抽出がほぼ終わり、梅酒として飲めるようになりますが、更にじっくり熟成させた方がおいしくなります。梅の実はそのまま取り出さないでもかまいませんが、滓が出やすくなるようですので、半年ぐらいで梅の実を梅酒から取り出したほうが良いでしょう。

天狗舞梅酒は紀州南部(みなべ)の南高(なんこう)梅を用いています。
6月中旬は社員総出で梅の実のヘタ取りです。梅酒を大量に作るところではヘタは取っていないと聞いたことがありますが、弊社では取るようにしています。ヘタを取ったものと取らないものとでは味わいや香りにどのような違いがあるのか試したことは無いのですが、一粒の梅を手に持ち、そのヘタを取ることも作り方に対するこだわりなのかもしれません。
梅酒の造り方:梅のへた取り風景

上記の梅酒のつくり方では、一般的な氷砂糖でご説明しましたが、実は天狗舞梅酒は氷砂糖はひとかけらも使っていません。甘味としては果糖だけを用いています。
この果糖は果物に多く含まれる糖で、氷砂糖の1.5倍ほどの甘味を感じます。つまり同じ甘さにするのに氷砂糖ほど多く使う必要が無いのです。
つまり、天狗舞梅酒は用いる糖分が一般的な梅酒と比較して少なくなっていますのでカロリー控えめです。 また、食事中でもお楽しみいただけるように甘味を抑えた辛口に仕上げています。

さて、ホワイトリカーは高度に精製されているため純粋なアルコールに近い味わいです。このため梅の香味を楽しむのには適していますが、味わいがやや単調に感じることがあります。このため天狗舞梅酒は自社で蒸留した本格焼酎をブレンドしています。この焼酎は天狗舞の吟醸酒粕だけで造ったものです。本格焼酎をブレンドすることで味わいに個性的な深みを出すことが出来ました。

梅酒は皆さんのご家庭で作るものが一番おいしいと思います。
でも、作るのが面倒だという方は一度『天狗舞梅酒』をお試しいただきたいと思います。
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更新履歴

2009年7月 2日 10:56 天狗舞梅酒 黄金梅割り up!
2007年4月26日 15:44 天狗舞梅酒製造元 up!
2007年4月26日 14:51 梅酒の造り方 up!
2007年4月23日 15:58 天狗舞梅酒商品説明 up!
2006年8月24日 20:17 天狗舞の梅酒です up!